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タナトスに似た欲動

またこういったことをせんとす

今夜は眠たくないし、かといってどこかへ行くあてがあるわけじゃない

死なない程度に傷つきたいと思い、ベランダに出てみるが、めちゃくちゃに寒いので部屋に戻った。とはいっても、僕には自傷癖はないし、外が寒いのも知っている。なんのために生きているのか分からなくなってしまった。将来に対して不安しかない。自分に才能が無いことを認めてしまうのが怖い。考えすぎてしまうのが怖い。

寝れない夜がつらいのはよけいなことばかり考えてしまうからだ。仕事や誰かとしゃべっていればそんなことを考える余裕なんてない。

今すぐに僕の相手をしてくれる女の子を僕は探している。何をするわけでもなく、ただくだらないことを話して、すこし笑ってくれればいいのに。

それってただの都合のいい女じゃん、とあの子は言うだろうし、なんでお前の相手なんかしなきゃいけないんだよ、とあの人はいうだろう。あの子はきっと文句をいいながらも僕の相手をしてくれるだろうし、あの子はきっと僕の言葉に耳を貸さないだろう。

自分の描く理想の将来はあるけれど、それは現状とあまりにも離れすぎているので余計に不安になるだけなのだ。

じゃぁ行動を起こせばいい、と僕は言うけれど、でもそんなことする暇がないし・・・と憎たらしく僕は口ごたえをするのだ。

本当のことを言えば、僕には自殺する勇気なんてない。死んでしまうことはあまりにも恐ろしすぎて、そんなことは考えないように生きている。どうしてみんなは平気なんだろう。

ふと、誰かに話してみたくなることがある。「あなたは自分がいつか死んでしまうことを恐いとは思わないのか。」と。でもそんなことを聞いてしまったら、その人も僕と同じ悩みを抱えて生きていくことになってしまうのではないのかと思い、そんな恐ろしい罪は犯せないのでいまだに誰にも聞いたことがない。

まぁ、まったく考えたことがない人なんているわけないとは思うけれど、みんなはどういう風に克服しているのだろう。

やっぱり、僕みたいに考えないようにしているのだろうか。

それとも本気で死後の世界なんてものがあると信じているのだろか。

眠れない夜はこんなことばかり考えてしまう。