読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

タナトスに似た欲動

またこういったことをせんとす

あつかいにくいおとこ

なんとなく、カバーは悪という感覚がある。

名曲を自分でつくってこそという感覚。

でも一方で、人がつくった曲でもいい曲は演奏したいし、歌いたい。

でもそれは邪道なんだろうなと思っていた。

そういう風に考えてしまうのは、僕が成長してきた平成の音楽界におけるカバー曲というのが、才能のない歌手が自分を売り込むために仕方なくやっていることだという認識があったからだ。

たしかに、RCはCoversという素晴らしいアルバムを作っているが、あれはまたちょっと趣向が違うと思う。



しかし、ロックの歴史の中では名曲はみんなで演奏して共有していくものなのではないかと思った。

いや、むしろそれが常識だし、カバー曲というのは悪いものであるはずないんだと思う。

でも、僕がリアルタイムに聞いてきた、いや、聞かされてきた音楽というのはそれとはまったく違ったんだ。だから気づくのに時間がかかってしまった。

ということを、いろいろなアーティストが演奏するHard to Handleを聴いて感じたよ。