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タナトスに似た欲動

またこういったことをせんとす

さくらの唄

昼夜逆転生活になっている今日この頃。

深夜に読んだ『さくらの唄』がそうとうきつかった。

僕がさくらの唄を知った理由は、峯田和伸の影響だ。

彼のバンド、Going Steadyのアルバムタイトルとしても使われている。

国分寺の超山田堂に行ったときに見つけたので迷わず購入した。

最初に読んだときはそこまで衝撃を受けなかったような気がする。

というのも、ストーリがあまりにも現実離れしているのが気になってしまったからだ。

それと、当時の僕はわりと「うまくいっていた」というのもあるのかもしれない。

主人公にうまく自分を重ねられなかったのだ。

しかし、今は違った。

ストーリにずるずると引き込まれ、心臓がドキドキした。

途中で吐き出しそうになった。

そして、「あの頃」の僕が目の前に浮かんだのだ。

「本当に自分は変われたのだろうか。」と奴は僕に問いかけるのだ。

そして、質問をした本人、すなわち僕は、その答えを知っているのだ。

「僕は何も変わっちゃいない。そして、これからも変わることはないのだ。」と。

さくらの唄(上) (講談社漫画文庫)/安達 哲
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