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タナトスに似た欲動

またこういったことをせんとす

しびれるようなめまい

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以前、ゆらゆら帝国のライブを見に行ったとき、ライブ自体は素晴らしかったのに、観客の態度になんだかがっかりしてしまった。

アルバム『空洞です』の曲を中心としたセットリストにも関わらず、縦ノリで暴れようとする人達。

音楽の本質を見つめずに、ただ暴れに来ただけの人が多いんだと思った。

それまでのアルバムに入ってるような曲の中には確かに、縦ノリで暴れるような曲もあるけど、『空洞です』の曲は違うと僕は思った。

ゆらゆら帝国の『ゆらゆら』こそがこのアルバムにぴったりの聴き方だと僕は思っていたし、『ゆらゆら』は決して縦ノリじゃないだろう。

前置きが長くなってしまったけど、27、28日は群馬で行われた『FUTURE』という野外フェスに行ってきた。

今年のフジロックを様々な理由で諦めた僕にとって、野外でみるゆらゆら帝国はとても魅力的だったし、コーネリアスも出演するということで、往復900kmの長旅を決意した。

群馬の山奥にある小さなスキー場で、苗場に比べれば何倍も小さな規模ではあるけど、全体に漂う手作り感に僕は来てよかったと思った。
去年のフジロックにしても、やっぱり会場についた時のあのワクワク感はどこであっても一緒なんだと実感した。

それにしても、予想以上に小さな会場で、こんなところに本当にゆらゆら帝国コーネリアスが来るのかと、ゆらゆら帝国の1曲目『ミーのカー』の演奏が始まる瞬間まで思っていた。(ステージに3人が出てきたときも、実はそっくりさんなんじゃないかと、少しだけどホントに疑っていた。笑)

開場時間になっても、集まった人はホントに少なくて、せいぜい早朝のパチンコ店の行列くらいしかいなかった。

それでも雨と強風の中、なんとかテントを設営して、いよいよライブを楽しむ準備が整ったころにはすこしずつ人も増えてきて、空が暗くなり始めると完全に野外フェスの雰囲気が出来上がった!

全体的にはクラブ的性格を持ったイベントで、一般的なクラブイベントが野外で行われているといった感じだった。

DJの選曲も悪くない、山奥の凍えるような寒さもとん汁うどんが暖めてくれる。
僕はとても気分がよかった。

そして、その雰囲気を残したまま、ついにゆらゆら帝国のライブが始まった。