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タナトスに似た欲動

またこういったことをせんとす

2008/01/24

ブログ

今日読んだ本

河童/芥川龍之介
カンガルーノート/安部公房


偶然かもしれないが最近読んだ芥川龍之介の話も安部公房の話も、「死」が見え隠れする話だった。

『河童』はまだわりとそのイメージが少ない印象を受けたが、昨日読んだ『歯車』なんかはまともに芥川に迫る死が表現されている。

安部公房の方は、始まりこそ安部公房らしい始まり方……(ある日突然、脛にかいわれ大根が生える)だが、読み終えて全体を見渡すと「不安」という霧が物語全体を覆っているような印象を受けた。

とはいっても18の僕にはこれ以上の批評なんて出来ませんが……【笑】

カンガルーノートには、Pink Floydの話題が何回か出てくる。

Pink Floydの「On the run」という曲のPVには、ベットに男が横になっていると、突然ベットがひとり手に走り出すというのがある。(たしかOn the runだったはず)

ちゃんと調べてないからわからないけど、文章にPink Floydの話が出てくる以上、恐らく安部公房はこのビデオを見たはずだ。
(カンガルーノートの解説にはこの事に関する記述がまったくないのが残念だ。)


ところで、芥川龍之介安部公房は《無神論者》だったのだろうか。

河童の世界に迷いこんだ人間が無神論者であったことを考えると、芥川は無神論者であった可能性が高いだろう。

安部公房の話には死後の世界が出てくるが実際はどうなんだろう。

よくわからんくなってきた。眠たい。おやす、み。